再開のご挨拶

皆様、こんにちは。帰国前に投稿してから2か月近く間が空いてしまいました。この7月末に帰国し、8月1日には東京大学公共政策大学院から辞令をいただき、着任しました。2年間の予定です。

これまでいたNYもここ何年で最高の暑さということでしたが、8月上旬の東京はその比ではなく、帰国早々東京の暑さに辟易としてしまいました。このため、この暑さとコロナを言い訳に挨拶周り等もほとんどできておらず、欠礼の段、お許しいただければと思います。

8月のキャンパスは学生もおらず、非常に静かで快適でした。しかし、そのキャンパスも9月ともなると徐々に学生も増え、活気もでてきています。昔聞いた冗談ですが、「学生のいない大学ほど居心地のいいところはない、天国だ。だけど、学生がうじゃうじゃ来るようになると鬱陶しい」といわれたことを思い出しました。確かにそういう面もあります。

このHPも大学HPの教員紹介欄や授業のシラバスとリンクを貼りました。したがって、今後は学生も閲覧することを考えて書いていこうと思います。というのも、社会人経験のない学生の場合、このHPのようなマネジメントに関する話は想像がついていかず、難しいと考える可能性が高いからです。加えて、まず間違いなく、「うじゃうじゃ」とか「鬱陶しい」という言葉も使わないほうがいいですよね(早速に訂正します)。

ともあれ、この8月は、大学院での授業の組み立てを考える勉強(結構たいへんでした)や、8月末から9月にかけて2つの学会で発表したので、その準備等でつぶれてしまい、気は焦りつつも、再開のきっかけをなかなかつかむことができませんでした。申し訳ありませんでした。

今回、Profile、Papers、Othersの各欄をそれぞれに修正しておりますので、よろしければご笑覧ください。特に、Papers欄に新規に掲載した「行政管理会計:財務省国税庁におけるケーススタディ」は、学会誌に投稿する前の段階のものを学会のご了解の下Working Paperとして公表するものです。コロンビア大学在籍時に書いた論稿をコンパクト化し、わかりやすくしたものを学会で発表し、それを踏まえてまとめたもので、現時点ではこのHPでのみ公開しています。自分でいうのもなんですが、ご一読に値するのではと思いますので、お勧めします。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

少し涼しくなった本郷キャンパスの自室にて。