主な著書

＜単著・編著＞

大西淳也編著（2020）『行政管理会計の基礎と実践』同文舘出版

効率的・効果的な行政に向けて活用可能な行政管理会計の手法について、竹本・大西（2018）を更に簡潔に整理し直した上で、財務省広島国税局、経済産業省経済産業局、町田市、(独)統計センター、地方公営企業（盛岡市水道局、公立邑智病院）などの事例を研究者と実務家が解説。行政管理会計初の複数事例付き体系書。

（推薦の言葉）松元崇・国家公務員共済組合連合会理事長（元内閣府事務次官）
　　　　　　　伊藤和憲・専修大学教授（日本管理会計学会会長）
（書評）　　　水野一郎・関西大学教授（2021.4）『産業経理』81(1),pp.100-101

大西淳也（2010）『公的組織の管理会計』同文舘出版（博士論文）

企業と公的組織の管理会計の歴史を鳥瞰し、行政の信頼を整理し、労働集約的な業務に関連する管理会計手法等を概観した上で、国税組織での取り組み、米・カナダ・豪州・ＮＺの海外事例、デンマークの病院経営改革、信州大学病院でのアクションリサーチなどについて論じ、短期・中期・長期でみた今後の課題を提示。

（推薦の言葉）櫻井通晴・城西国際大学客員教授/専修大学名誉教授
（参考🔗)　　　博士論文要旨および審査報告　専修大学（2011.7）専修商学論集93,pp.119-127
（書評）　　　伏屋和彦・前会計検査院長（2010.4）『ファイナンス』46(1),p.36
　　　　　　　藤野雅史・日本大学准教授（2010.7）『企業会計』62(7),p.136

＜共著【主筆】＞

竹本隆亮・大西淳也（2018）『実践・行政マネジメント』同文舘出版

『地方財務』の連載をベースに行政管理会計の手法を解説し、地方局Aの取組事例を具体的に解説。

樫谷隆夫編著・財務総合政策研究所編（2016）『公共部門のマネジメント』同文舘出版

財務総研における研究会（座長：樫谷隆夫先生（CPA））による地方局Aへの現地調査を踏まえた研究報告。

＜共著＞

櫻井通晴・伊藤和憲編著（2017）『ケース管理会計』中央経済社
　　　第22章「行政管理会計」pp.285-298を分担執筆（ただし、主筆は藤野雅史日大教授）

櫻井通晴編著（2012）『インタンジブルズの管理会計』中央経済社
　　　第15章「レピュテーション・マネジメントと公的組織」pp.227-239を分担執筆。

櫻井通晴編著（2004）『ABCの基礎とケーススタディ（改訂版）』東洋経済新報社
　　　第15章「カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの公的機関におけるABCの導入」
　　　pp.312-357を分担執筆。
　　　第18章「アメリカの公的機関における管理会計手法の導入」pp.411-451を共同執筆。

朝倉弘教・藤倉基晴編著（1996）『WTO時代の関税』日本放送出版協会

長野士郎著（1995）『逐条　地方自治法（第12次改訂新版』学陽書房

持株制度研究会編（1991）『持株制度概説』財経詳報社

西方俊平編（1991）『図説　日本の証券市場』財経詳報社

＜共訳＞

櫻井通晴・伊藤和憲監訳（2009）『戦略実行のプレミアム』東洋経済新報社
　　　Kaplan=Norton（2008）The Execution Premium, HBS Press. 第3章「戦略の企画」を分担翻訳。